アパートの外壁塗装はどんな塗料を選択することが多いの?
- 2024/11/20
「アパートの外壁塗装だからこんな塗料を使用しなければいけない」といったルールや規定はありません。
管理者の考え方次第な部分もあります。
ただ、ほとんどの管理者の方が「耐久性、メンテナンスのしやすさ」に重きを置いていますので、ある程度、質の良い塗料が好まれます。
具体的には特にウレタン塗料、シリコン塗料、フッ素塗料です。
ウレタン塗料はコストパフォーマンスが良く、初期投資を抑えたい場合に適しています。
ただ、コストパフォーマンス重視とはいえ、決して質が悪いわけではありません。
耐用年数はだいたい10年程度と言われています。
発色がよく、色の種類も豊富なので、選択しているオーナーの方も多いです。
そしてシリコン塗料は、ウレタン塗料より若干耐久性に優れています。
ウレタン塗料が10年前後の耐久性なのに対し、シリコン塗料は12年~14年程度と言われています。
ある程度の期間、美しさを保ちつつ、メンテナンスの頻度を減らすことが可能です。
初期投資に余裕があればシリコン塗料が良いでしょう。
ランニングコストを考えれば、ウレタン塗料よりシリコン塗料のほうが結果的にお得に感じるはずです。
そしてフッ素塗料ですが、耐久性が非常に高く、20年以上の耐用年数が期待できます。
長期的な視点でアパートを維持したいなら、魅力的な塗料です。
ただ、ネックとなるのが価格が高いこと。
アパートの大きさにもよりますが、300万~500万程度のなる可能性もあります。
予算に余裕があれば、フッ素塗料は紫外線や化学物質に対する耐性も優れているため、オススメです。